はじめに

 

こちらのeBookをお手に取っていただき、本当にありがとうございます。
ヴィランティ牧野祝子(まきの のりこ)と申します。

私は、20年あまり10カ国でキャリアを積んだ後、副業から起業して、
現在はコーチ、研修講師、執筆、社外取締役など、さまざまなお仕事をさせて頂いております。
そんな私もつい数年前までは「キャリア迷子」。

 
ハムスターのように目の前のことを頑張ってきたけれど
「どの道を歩んできたのか」「これからどの道を歩むのか」
が全くわからず、不安でいっぱいの人生を過ごしていました。

今でも、将来がどうなるかは分かりませんし、失敗がないわけではありませんが、
「なんとかなる」「今日出来ることに楽しく取り組もう」
とポジティブに捉えられるようになりました。
私だけではなく、私のコミュニティのメンバーの方々も
「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」とよく言っていただきます。

 
こちらのeBookでは、私が自ら経験し、
多くのキャリア女性のクライアントさんたちを通じて学ばせていただいた
「女性ならではのキャリアのタイムライン」と「女性特有のマインド」を
はじめ、
キャリア迷子かもしれないあなたに参考になればと、
私やよくある女性のお悩みや克服の事例について
ご紹介させていただきます。

仕事をしていると、あまり「男女」にこだわるタイプではないのですが(笑)、
物理的にも精神的にも男性とは違う私たち。
女性特有の「あるある」やマインドを知っていただくことで、
あなたに何かお役に立てるのであれば、私にとって何より嬉しいことです。

 

第1部は、私が独身で会社員として頑張っていた頃から、結婚/出産し、
障がい児を含む3人の子育てや両立に悩んでいた頃のお話です。

第2部では、副業から起業し、女性のためのキャリアプログラム(B to C)をスタート。
その後に更なるチャレンジを楽しんだ時のことについて触れています。

私は今は、上場企業の管理職向けの法人研修 (B to B)の経験や3冊の商業出版、
TEDx Talksへの登壇、社外取締役の就任など、
数年前からは考えられないようなチャンスを頂き、
楽しく仕事をさせていただいております。

数年前には「THEキャリア迷子」だった私が、そこから抜けて、
現在のように「幸せな挑戦」を続けていることをシェアさせていただくことで、
皆様のキャリアや人生のヒントとなれば幸いです。

 
はじめに

こちらのeBookをお手に取っていただき、本当にありがとうございます。ヴィランティ牧野祝子(まきの のりこ)と申します。

私は、20年あまり10カ国でキャリアを積んだ後、副業から起業して、現在はコーチ、研修講師、執筆、社外取締役など、さまざまなお仕事をさせて頂いております。 そんな私もつい数年前までは「キャリア迷子」。

ハムスターのように目の前のことを頑張ってきたけれど「どの道を歩んできたのか」「これからどの道を歩むのか」が全くわからず、不安でいっぱいの人生を過ごしていました。 今でも、将来がどうなるかは分かりませんし、失敗がないわけではありませんが、「なんとかなる」「今日出来ることに楽しく取り組もう」とポジティブに捉えられるようになりました。私だけではなく、私のコミュニティのメンバーの方々も「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」とよく言っていただきます。

こちらのeBookでは、私が自ら経験し、多くのキャリア女性のクライアントさんたちを通じて学ばせていただいた「女性ならではのキャリアのタイムライン」と「女性特有のマインド」をはじめ、キャリア迷子かもしれないあなたに参考になればと、私やよくある女性のお悩みや克服の事例についてご紹介させていただきます。 仕事をしていると、あまり「男女」にこだわるタイプではないのですが(笑)、物理的にも精神的にも男性とは違う私たち。 女性特有の「あるある」やマインドを知っていただくことで、あなたに何かお役に立てるのであれば、私にとって何より嬉しいことです。

第1部は、私が独身で会社員として頑張っていた頃から、結婚/出産し、障がい児を含む3人の子育てや両立に悩んでいた頃のお話です。 第2部では、副業から起業し、女性のためのキャリアプログラム(B to C)をスタート。その後に更なるチャレンジを楽しんだ時のことについて触れています。 私は今は、上場企業の管理職向けの法人研修 (B to B)の経験や3冊の商業出版、TEDx Talksへの登壇、社外取締役の就任など、数年前からは考えられないようなチャンスを頂き、楽しく仕事をさせていただいております。 数年前には「THEキャリア迷子」だった私が、そこから抜けて、現在のように「幸せな挑戦」を続けていることをシェアさせていただくことで、皆様のキャリアや人生のヒントとなれば幸いです。

こんな方へ

女性の人生にはいくつかのライフステージがあり、それぞれにおいて悩みや課題が違います。
本書をご覧になっているあなたにも、もしかしたらこんなお悩みがあるかもしれません。

 キャリア迷子の方

・今の会社に残るか、転職するか迷っている
・今のままではモヤモヤがあるけど、やりたいことが何かわからず、どう進んでいいかわからない
・男性中心の職場で、働き方や評価に違和感を感じている
・組織で部下マネジメント、上司や同僚との関係性に課題がある
・ロールモデルがいなく、将来が描けない 

育児との両立・ブランク・復帰に悩んでいる方

・仕事に復帰したいが、育児との両立が不安
・やりたいことがあるのに家庭との両立でブレーキをかけている
・子育てが一段落し、家庭外でも自分の価値を発揮したい



海外在住・海外経験がある方

・駐在にきているが、帰国後のキャリアや働き方に不安がある
・帯同でキャリアが一時的に止まり、今後にモヤモヤしている
・国際結婚・マルチリンガル子育てに挑戦しているが、孤独を感じる

次の挑戦・副業・独立を考えている方

・副業・起業に関心があるが、アイデアや自信が持てない
・出版や社外取締役など、新しいゴールに挑戦したい
・留学や海外キャリアに興味があるが、一歩を踏み出せない

私は、上のすべての悩みを持ったことがあり、この中のいくつかは長年ひとりで抱えていました。以前の私は「誰かに相談する」という選択肢を持てず、一人で悶々としていたのです。

でも、多くの女性と関わる中で分かったのは、私が「私だけの悩み」と思っていたことが、実は「多くの女性が抱える悩み」だったということ。「そう思っていたのは、私一人ではなかった」のです。

私が、女性のキャリアコミュニティを始め、女性同士の横の繋がりをもって感じたのは、「一人でない」「同じように頑張っている人がいる」と思えると、人は強いということ。このeBookを通じて、少しでもあなたが「私だけじゃないんだ!」と思っていただければ幸いです。

こんな方へ

女性の人生にはいくつかのライフステージがあり、それぞれにおいて悩みや課題が違います。

本書をご覧になっているあなたにも、もしかしたらこんなお悩みがあるかもしれません。

 キャリア迷子の方

・今の会社に残るか、転職するか迷っている

・今のままではモヤモヤがあるけど、やりたいことが何かわからず、どう進んでいいかわからない

・男性中心の職場で、働き方や評価に違和感を感じている

・組織で部下マネジメント、上司や同僚との関係性に課題がある

・ロールモデルがいなく、将来が描けない 

育児との両立・ブランク・復帰に悩んでいる方

・仕事に復帰したいが、育児との両立が不安

・やりたいことがあるのに家庭との両立でブレーキをかけている

・子育てが一段落し、家庭外でも自分の価値を発揮したい

海外在住・海外経験がある方

・駐在にきているが、帰国後のキャリアや働き方に不安がある

・帯同でキャリアが一時的に止まり、今後にモヤモヤしている

・国際結婚・マルチリンガル子育てに挑戦しているが、孤独を感じる

次の挑戦・副業・独立を考えている方

・副業・起業に関心があるが、アイデアや自信が持てない

・出版や社外取締役など、新しいゴールに挑戦したい

・留学や海外キャリアに興味があるが、一歩を踏み出せない

私は、上のすべての悩みを持ったことがあり、この中のいくつかは長年ひとりで抱えていました。以前の私は「誰かに相談する」という選択肢を持てず、一人で悶々としていたのです。

でも、多くの女性と関わる中で分かったのは、私が「私だけの悩み」と思っていたことが、実は「多くの女性が抱える悩み」だったということ。「そう思っていたのは、私一人ではなかった」のです。

私が、女性のキャリアコミュニティを始め、女性同士の横の繋がりをもって感じたのは、「一人でない」「同じように頑張っている人がいる」と思えると、人は強いということ。このeBookを通じて、少しでもあなたが「私だけじゃないんだ!」と思っていただければ幸いです。

海外の女性活躍&

日本女性の「ロールモデル不在」問題

 

 

 The Success Cycle

自信の好循環を、この1ヶ月でつくる

私は、ヨーロッパ各国、中国、アメリカなどで幾つかの多国籍企業でキャリアを積んできましたが、これらの国々では、多くの女性が「女性ならではの働き方」や「女性らしいマネジメント」を行い、子供がいても家庭と仕事を両立させながら、シニアなポジションで活躍しています。 初の女性首相が誕生するなど、変化の兆しが見える日本も、今後がとても楽しみです。

ただ、まだまだ「周りにロールモデルがいなくて」という課題をお持ちの方も多いでしょう。 私がキャリアを積ませて頂いたグローバル企業では、役職の高い女性たちからも学びましたし、それと同時に、頑張っている女性たちをサポートする男性たちにもお世話になりました。 そんな環境の中で多くの方に「育てて」いただいた私自身の経験や、それをもとにコミュニティメンバーさんにお伝えし、実践してもらったことを、ここでも皆様に共有できればと思っています。


海外の女性活躍
&
日本女性の
「ロールモデル不在」問題

私は、ヨーロッパ各国、中国、アメリカなどで幾つかの多国籍企業でキャリアを積んできましたが、これらの国々では、多くの女性が「女性ならではの働き方」や「女性らしいマネジメント」を行い、子供がいても家庭と仕事を両立させながら、シニアなポジションで活躍しています。 初の女性首相が誕生するなど、変化の兆しが見える日本も、今後がとても楽しみです。

ただ、まだまだ「周りにロールモデルがいなくて」という課題をお持ちの方も多いでしょう。 私がキャリアを積ませて頂いたグローバル企業では、役職の高い女性たちからも学びましたし、それと同時に、頑張っている女性たちをサポートする男性たちにもお世話になりました。 そんな環境の中で多くの方に「育てて」いただいた私自身の経験や、それをもとにコミュニティメンバーさんにお伝えし、実践してもらったことを、ここでも皆様に共有できればと思っています。

Profile

ヴィランティ 牧野 祝子 について

私は東京に生まれ、誰も英語のできない普通の家庭で育ちました。子供の頃から海外の文学を愛読し、特にシャーロックホームズやアルセーヌルパンの推理小説を通じてヨーロッパに興味を持ちました。 高校卒業後の春休みに体験したニューヨークでの語学留学をきっかけに、アメリカの大学に入学。最終的にコロンビア大学の女子大、バーナードカレッジを卒業しました。入学時は授業もろくにわからず苦労しましたが、数年すれば慣れるもの。マンハッタンでよく遊び、よく勉強した数年間でした。

卒業後は、将来的にオプションが広がる、かつチャレンジングな仕事を求めて世界有数の経営戦略コンサルティング会社、モニター・カンパニーとべイン・アンド・カンパニーに就職をしました。そこで本当に学びの多い数年を過ごした後、ロレアルでマーケティングを経験してから、国際的なビジネススクール、フランスのINSEADでMBAを取得しました。その後は世界最大の酒類会社 DIAGEO のロンドン本社に入社し、社内コンサルティングや商品開発をアメリカ、アジア、ヨーロッパで経験。

そして、INSEADで出会ったイタリア人の主人と結婚してローマへ移り、長女を出産。しばらくして、家族で上海に引っ越しました。当時の中国は経済成長真っ只中。上海では、主人も私も他国では考えられないような数多くのチャンスに恵まれ、キャリア面においてもこれ以上望めないほどの 9 年を経験した後、イタリアに戻ることを決心しました。 イタリアではファッションリテール業界で仕事をしつつ、これまでの経験を活かして新たにビジネスコーチングを副業として開始しました。副業がある程度軌道に乗ったところで、法人を設立しました。現在はBtoCコーチング、BtoBの研修、執筆や社外取締役など幅広く活動しており、主人と 3 人の子供のいるヨーロッパと日本を行き来しながら暮らしております。

Profile

ヴィランティ 牧野 祝子
について

私は東京に生まれ、誰も英語のできない普通の家庭で育ちました。子供の頃から海外の文学を愛読し、特にシャーロックホームズやアルセーヌルパンの推理小説を通じてヨーロッパに興味を持ちました。 高校卒業後の春休みに体験したニューヨークでの語学留学をきっかけに、アメリカの大学に入学。最終的にコロンビア大学の女子大、バーナードカレッジを卒業しました。入学時は授業もろくにわからず苦労しましたが、数年すれば慣れるもの。マンハッタンでよく遊び、よく勉強した数年間でした。

卒業後は、将来的にオプションが広がる、かつチャレンジングな仕事を求めて世界有数の経営戦略コンサルティング会社、モニター・カンパニーとべイン・アンド・カンパニーに就職をしました。そこで本当に学びの多い数年を過ごした後、ロレアルでマーケティングを経験してから、国際的なビジネススクール、フランスのINSEADでMBAを取得しました。その後は世界最大の酒類会社 DIAGEO のロンドン本社に入社し、社内コンサルティングや商品開発をアメリカ、アジア、ヨーロッパで経験。

そして、INSEADで出会ったイタリア人の主人と結婚してローマへ移り、長女を出産。しばらくして、家族で上海に引っ越しました。当時の中国は経済成長真っ只中。上海では、主人も私も他国では考えられないような数多くのチャンスに恵まれ、キャリア面においてもこれ以上望めないほどの 9 年を経験した後、イタリアに戻ることを決心しました。 イタリアではファッションリテール業界で仕事をしつつ、これまでの経験を活かして新たにビジネスコーチングを副業として開始しました。副業がある程度軌道に乗ったところで、法人を設立しました。現在はBtoCコーチング、BtoBの研修、執筆や社外取締役など幅広く活動しており、主人と 3 人の子供のいるヨーロッパと日本を行き来しながら暮らしております。

目次

 

目次

第1部
会社員•育休
•数回の転職
キャリア迷子の頃の私

第1部
会社員•育休•数回の転職
キャリア迷子の頃の私

第1章

男性と女性の
「キャリアカーブ」は違う

 

 

 The Success Cycle

自信の好循環を、この1ヶ月でつくる

男性と女性で、キャリアの登り方は同じだと思いますか?

私は「女性だから」キャリアカーブが緩くなるのはつまらない、という思いから、男女関係なく実力と努力が評価されるコンサル業界に入りました。20代の当時は、子育てをしながら働く女性が周りにあまりおらず、女性も仕事を頑張るのであれば、キャリアカーブが男性と異なることはないだろうと考えていました。

当時の私が思い描くキャリアカーブは、年齢や経験とともにキャリアアップしていく、という非常に単純なものでした。

私の20代[ 第1ステージ ]

独身でがむしゃらに働いていた頃は、特に違和感はありませんでした。「自分に自信がない」「上に上がっていけるのか」「英語ネイティブばかりの中で上手くやっていけるか」という不安はありましたが、それは私個人の問題で、「男性と女性」という観点で考えることはあまりなかったのです。

それでもキャリアの悩みは多く、20代の転職回数は3回。コンサル2社(モニターは東京・香港・インド、ベインは東京と、転勤も経験しました)の後、ロレアルでマーケティングを経験し、フランスでのプロジェクトも担当。その後INSEADでMBAを修了し、DIAGEOのイギリス本社に入る、という4社を体験しました。どの会社にも、グローバルに見れば活躍している女性たちがいて、私もいつかそうなりたいと思いながら頑張っていました。 

 

とはいえ当時は、何となく「わかってもらえない」感じや、話していて「通じなさ」があり、悩むこともありました。男女の問題と、日本人として海外で働くという、ダブルの課題があったのだと思います。今でこそ「異文化の中で日本人女性として気をつけるポイント」が分かりますが、当時はすべて手探りでした。

もう少し早く誰かに相談して、自分のモヤモヤをアウトプットできていれば、これほど転職を繰り返して悩むことはなかったかもしれません。ただ当時は、誰に話せばいいか分からず、自己開示をすると「できない人」と思われるのではという恐れもあり、一人で抱え込んでいました。「コーチ」という存在も知らず、社内にメンター制度もなかった頃の話です。

第1章

男性と女性の
「キャリアカーブ」は違う

男性と女性で、キャリアの登り方は同じだと思いますか?

私は「女性だから」キャリアカーブが緩くなるのはつまらない、という思いから、男女関係なく実力と努力が評価されるコンサル業界に入りました。20代の当時は、子育てをしながら働く女性が周りにあまりおらず、女性も仕事を頑張るのであれば、キャリアカーブが男性と異なることはないだろうと考えていました。

当時の私が思い描くキャリアカーブは、年齢や経験とともにキャリアアップしていく、という非常に単純なものでした。

私の20代[ 第1ステージ ]

独身でがむしゃらに働いていた頃は、特に違和感はありませんでした。「自分に自信がない」「上に上がっていけるのか」「英語ネイティブばかりの中で上手くやっていけるか」という不安はありましたが、それは私個人の問題で、「男性と女性」という観点で考えることはあまりなかったのです。

それでもキャリアの悩みは多く、20代の転職回数は3回。コンサル2社(モニターは東京・香港・インド、ベインは東京と、転勤も経験しました)の後、ロレアルでマーケティングを経験し、フランスでのプロジェクトも担当。その後INSEADでMBAを修了し、DIAGEOのイギリス本社に入る、という4社を体験しました。どの会社にも、グローバルに見れば活躍している女性たちがいて、私もいつかそうなりたいと思いながら頑張っていました。 

とはいえ当時は、何となく「わかってもらえない」感じや、話していて「通じなさ」があり、悩むこともありました。男女の問題と、日本人として海外で働くという、ダブルの課題があったのだと思います。今でこそ「異文化の中で日本人女性として気をつけるポイント」が分かりますが、当時はすべて手探りでした。

もう少し早く誰かに相談して、自分のモヤモヤをアウトプットできていれば、これほど転職を繰り返して悩むことはなかったかもしれません。ただ当時は、誰に話せばいいか分からず、自己開示をすると「できない人」と思われるのではという恐れもあり、一人で抱え込んでいました。「コーチ」という存在も知らず、社内にメンター制度もなかった頃の話です。

第2章

キャリアの「踊り場」—想定外の体験

ローマの生活

INSEADで出会った主人と、数年の遠距離恋愛を経て、私たちは結婚しました。結婚を機に、キャリアの面では私の人生最大の暗黒期に突入します。

大好きな人と結婚し、ローマに引越し、元気な長女まで出産——なんて、夢のような結婚生活に聞こえるかもしれません。でも私は、そんな毎日を泣きたい気分で過ごしていました。知らない街で、家族も友人もいない、仕事もない。生まれたばかりの子供の相手以外することのない毎日。主人はコンサル会社のプロジェクトで、平日はほぼいません。

新しい出会いもなく、習い事を探しても楽しいコースもない。ヘッドハンターに会っても「戦略企画やマーケティングの仕事はローマにない」と言われ、人生お先真っ暗。そんな中、18ヶ月で3回も泥棒に遭う災難続き。「私、ここで何をしたら良いの?」と、悲観的にならずにはいられませんでした。 

この経験を通じて、私は「自分は何かで忙しく、充実した毎日でないとダメになってしまう」ということを、心から実感したのでした。

将来を不安がって泣いていても仕方がありません。私は密かに「ローマ脱出計画」を立て、主人と私の二人が成長しながら働ける環境を探しました。その時に手を差し伸べてくれたのが、DIAGEO時代の上司。当時アジアのマーケティング代表だったイギリス人の彼が、「Noriko、アジアに来れば仕事を作ってあげるよ!」と、上海で復帰できる環境を整えてくれたのです。今でも感謝しかありません。

 

障がい児の誕生

当時1歳半だった娘を連れて、私たち家族は上海に引っ越しました。主人は相変わらず出張が多く忙しい中、私は9時から15時までの時短勤務をしながら、責任あるプロジェクトを任され、充実したキャリア復帰と楽しい子育てを謳歌していました。やっと、描いていた「右肩あがりの理想の人生」に戻れた!——そう思った矢先に、第2の試練がやってきます。

2人目の妊娠も順調に進み、来週から産休、という時。いつものように妊婦検診に行くと「お腹の中の子が育っていないようだから、明日にでも緊急帝王切開しなくてはなりません」と言われたのです。検診は欠かさず受けていたのに、最後まで見つからなかった異変。生まれてきた子には先天性の障がいがあり、病院でも原因や症状は確定できないとのことでした。

産後は、数ヶ月ICUにいた娘に会いに毎日通い、口蓋裂のためにミルクを飲ませるのも大変で、不安が重なるストレスの多い日々。子供一人ひとりに合わせて作られる食事・運動・知能のプログラム「ドーマン法」に出会い、朝から晩まで欠かさず実践しました。ただただ、娘がハイハイして歩けるように、少しでも発達するようにと、毎日必死でした。

気づけば、3年間のブランク。20代に描いた「右肩あがりの人生」からは大きく脱線し、「どんどん昇進していくカッコ良い女性」になる自信は、微塵もなくなっていました。「もう昔のようには働けないだろう。3年もブランクがあるのだから」。かといって、この先ずっと家にいる自分も想像できない。「仕事は好きだから、近所のスタバでバイトでもしようかな」と本気で考えていました。

 

 

それでも、方向転換はできる

女性のキャリアコミュニティを主宰してから、程度の差はあれ、一定数の女性が、このように「想定外の形で右肩あがりのカーブから脱線」することがわかりました。一見楽しそうに見える駐在妻の方々も、家族の生活を整えることに必死になるうちに、ある日突然「私のキャリアはどうなるの?」と不安になる——そんな話を何人もの方から伺いました。

ただ、私自身の経験からも、多くの女性の人生に伴走してきた経験からも、断言できることがあります。一度脱線しても、そこから再び、自分の理想とする生き方に方向転換できる、ということ。元々の目標達成はもちろん、時には当初想定していたゴールよりも、さらに高いところへ行くことさえ可能です。

人生はジェットコースター。アップだけの人も、ダウンだけの人もいません。大雨が降れば必ずその後に晴れて、時には大きな虹がかかる。今「辛いな」「上手くいかないな」と思っていても、ちょっとした意識と行動で、それは大きく変えられるのです。

 

"  この頃の私が、いちばん欲しかったもの  "

 この3年は、私の人生で一番辛い時期でした。「ビジネススクールまで行ったのは何だったのだろう。私は一生、家庭にいて主人と子供の世話しかしないのか」と、この先が真っ暗に感じられました。あの時、女性の相談相手が一人でもいたら! と今でも強く思います。両立している先輩がいなかったわけではありませんが、ただでさえ忙しい彼女たちに、久しぶりに連絡して相談するのは、正直、気が引けてできなかったのです。

第2章

キャリアの「踊り場」
-想定外の体験

ローマの生活

INSEADで出会った主人と、数年の遠距離恋愛を経て、私たちは結婚しました。結婚を機に、キャリアの面では私の人生最大の暗黒期に突入します。

大好きな人と結婚し、ローマに引越し、元気な長女まで出産——なんて、夢のような結婚生活に聞こえるかもしれません。でも私は、そんな毎日を泣きたい気分で過ごしていました。知らない街で、家族も友人もいない、仕事もない。生まれたばかりの子供の相手以外することのない毎日。主人はコンサル会社のプロジェクトで、平日はほぼいません。

新しい出会いもなく、習い事を探しても楽しいコースもない。ヘッドハンターに会っても「戦略企画やマーケティングの仕事はローマにない」と言われ、人生お先真っ暗。そんな中、18ヶ月で3回も泥棒に遭う災難続き。「私、ここで何をしたら良いの?」と、悲観的にならずにはいられませんでした。 

この経験を通じて、私は「自分は何かで忙しく、充実した毎日でないとダメになってしまう」ということを、心から実感したのでした。

将来を不安がって泣いていても仕方がありません。私は密かに「ローマ脱出計画」を立て、主人と私の二人が成長しながら働ける環境を探しました。その時に手を差し伸べてくれたのが、DIAGEO時代の上司。当時アジアのマーケティング代表だったイギリス人の彼が、「Noriko、アジアに来れば仕事を作ってあげるよ!」と、上海で復帰できる環境を整えてくれたのです。今でも感謝しかありません。

障がい児の誕生

当時1歳半だった娘を連れて、私たち家族は上海に引っ越しました。主人は相変わらず出張が多く忙しい中、私は9時から15時までの時短勤務をしながら、責任あるプロジェクトを任され、充実したキャリア復帰と楽しい子育てを謳歌していました。やっと、描いていた「右肩あがりの理想の人生」に戻れた!——そう思った矢先に、第2の試練がやってきます。

2人目の妊娠も順調に進み、来週から産休、という時。いつものように妊婦検診に行くと「お腹の中の子が育っていないようだから、明日にでも緊急帝王切開しなくてはなりません」と言われたのです。検診は欠かさず受けていたのに、最後まで見つからなかった異変。生まれてきた子には先天性の障がいがあり、病院でも原因や症状は確定できないとのことでした。

産後は、数ヶ月ICUにいた娘に会いに毎日通い、口蓋裂のためにミルクを飲ませるのも大変で、不安が重なるストレスの多い日々。子供一人ひとりに合わせて作られる食事・運動・知能のプログラム「ドーマン法」に出会い、朝から晩まで欠かさず実践しました。ただただ、娘がハイハイして歩けるように、少しでも発達するようにと、毎日必死でした。

 気づけば、3年間のブランク。20代に描いた「右肩あがりの人生」からは大きく脱線し、「どんどん昇進していくカッコ良い女性」になる自信は、微塵もなくなっていました。「もう昔のようには働けないだろう。3年もブランクがあるのだから」。かといって、この先ずっと家にいる自分も想像できない。「仕事は好きだから、近所のスタバでバイトでもしようかな」と本気で考えていました。

それでも、方向転換はできる

女性のキャリアコミュニティを主宰してから、程度の差はあれ、一定数の女性が、このように「想定外の形で右肩あがりのカーブから脱線」することがわかりました。一見楽しそうに見える駐在妻の方々も、家族の生活を整えることに必死になるうちに、ある日突然「私のキャリアはどうなるの?」と不安になる——そんな話を何人もの方から伺いました。

ただ、私自身の経験からも、多くの女性の人生に伴走してきた経験からも、断言できることがあります。一度脱線しても、そこから再び、自分の理想とする生き方に方向転換できる、ということ。元々の目標達成はもちろん、時には当初想定していたゴールよりも、さらに高いところへ行くことさえ可能です。

人生はジェットコースター。アップだけの人も、ダウンだけの人もいません。大雨が降れば必ずその後に晴れて、時には大きな虹がかかる。今「辛いな」「上手くいかないな」と思っていても、ちょっとした意識と行動で、それは大きく変えられるのです。

 " この頃の私が、いちばん欲しかったもの  "

この3年は、私の人生で一番辛い時期でした。「ビジネススクールまで行ったのは何だったのだろう。私は一生、家庭にいて主人と子供の世話しかしないのか」と、この先が真っ暗に感じられました。あの時、女性の相談相手が一人でもいたら! と今でも強く思います。両立している先輩がいなかったわけではありませんが、ただでさえ忙しい彼女たちに、久しぶりに連絡して相談するのは、正直、気が引けてできなかったのです。

第3章

ある日突然訪れた転機

チャンスをつかんで、流れを変えよう

障がい児の娘が生まれてからは、ほぼ毎日が「サバイバル」。ローマで仕事ができなかった時期も含めると、私の30代はキャリアとほぼ無縁でした。「これからどうなるのかしら」と思いながら、子供たちも少し大きくなり、ようやく少し余裕が出てきたある日—神様が「棚からぼたもち」をくださいました。

以前からお世話になっているイギリスのお酒の会社。そのアジア代表の方から、Facebook経由で「最近どうしているの?」とメッセージが届いたのです。すぐにお返事をし、電話でお話しすると(当時はまだZoomもありません!)、「今度、新しいプロジェクトが始まるよ。子育て中なら、リモートで、家からの仕事でいいし、時短でも大丈夫。やってみない?」と、魅力的なお誘い。

「2回も留学して夜中まで仕事したのに、もう一生仕事に戻れないかも」と本気で考えていた私にとっては、飛び上がるほど嬉しいニュース。ただ、すぐに「YES」と言えない自分もいました。「自信がない」「戻って、彼をがっかりさせてしまったら」「私にできるかしら」——不安とワクワクが入り混じり、それからの数日は夜も眠れませんでした。

主人に「どうしよう?」と相談すると、私の複雑な気持ちはあまり理解してくれなかったようですが、ひとこと「やってみれば?」。そんな家族に支えられて、意外にもすんなりと復職の日を迎えました。今思うと、あのチャンスを掴んでおいて本当に良かった。

人生で幸運の女神が微笑んでくれる瞬間は、そう何度もありません。その時、ワクワクが不安よりも少しでも大きかったら、すかさずジャンプインすることをお勧めします。後からうまくいかなければ、辞める・減らすという選択肢もある。でも、スタートしなければ、あなたはそこに立ち止まったままです。 

両立? キャリアインテグレーション?

「3年もブランクがあるから、使い物にならないのでは?」——プロジェクトを始めて数ヶ月後には、そんな心配はもうなくなっていました。同じ会社に戻ったので知り合いも多く、自分でプロジェクトを動かせたことにも救われ、私の人生に再び「キャリア」という要素がインテグレート(統合)され、仕事をしながら家庭も大切にする生活を再スタートできたのです。

とはいえ、順調は長く続きません。「自分のペースで、リモートで」だったはずのプロジェクトはどんどん忙しくなり、それと比例して私のやりがいも増し、プライベートとのバランスが危うくなっていきました。「一生仕事ができないかも」と思っていた反動でしょうか。「働いて、働いて、働く」ことで、他人にも自分にも「やればできる」と証明したかったのだと思います。

5時に起きてお弁当を作り、7時に出勤。20時過ぎに帰宅してはPCを開く。障がい児の次女はしょっちゅう入院し、長女や長男も登園・登校をしぶる。出張続きの主人とは、会えば喧嘩。結婚生活も危ういのでは、というところまで来てしまいました。

転職を繰り返して

プライベートはボロボロ。仕事の成果は上げたけれど、完全にバーンアウト。こうして私は、10年間・3大陸で・2度の育休を経てお世話になったDIAGEOを辞めることにしました。「一生仕事ができないかも」と思っていた私が、自信を取り戻し、自ら「キャリアブレーク」を選んだのです。今でも本当に良い会社だと思っていて、DIAGEOとは今も企業研修などでご縁が続いています。

次の仕事を決めずに辞めた私ですが、将来を心配する前に、嬉しいオファーが舞い込みました。以前ご一緒した方がイタリア系の会社でジェネラルマネージャーを探しているとのこと。いつか経験したかったファッション業界ということもあり、数ヶ月後にはそのチャンスに飛び込んでいました。

詳細は省きますが、この会社でも私は同じことを繰り返します。「仕事が楽しい」→「必要以上に働きすぎる」→「バーンアウト」→「離職」。幸い、経済成長中の上海にいたおかげで、離職の数ヶ月後には次の面白いオファーをいただけました。ただ、長続きしない……。このサイクルをさらに数回繰り返した後、今度は主人が転職することになり、私たちは10年弱の上海生活に幕を閉じました。

あの時のこと、後悔する?

30代前半でキャリアが「マイナス」になり、後半から40代は、逆に働きすぎたかもしれません。子供が小さい中、ヨーロッパへ1週間の出張もあり、「もっと一緒にいればよかった」と思うこともあります。

ただ、確実に言えるのは、私は「その時々を一所懸命に生きていた」ということ。転職のたびに、新しい業界で、知識も経験もないまま異文化の部下をマネジメントする難しさに直面しました。でも、そこで学んだ上司や先輩、同僚たちからの「ポジティブフィードバックの大切さ」があったからこそ、後に著者としてメッセージを届けることもできたのだと思います。

「やらない後悔より、やる後悔」。面白そうなチャンスが目の前に現れたら、私は断然そちらを選びます。うまくいかなければ、途中でやめればいいのですから。

第4章

掛け算すると、何が生まれる?
—あなた「だから」の価値

今までの経験を掛け算する

ミラノのアウトレット企業で、私はホスピタリティ部の立ち上げを担当しました。40代でそれなりに経験を積んだ私は、「どうすれば最大限、価値提供できるか」にフォーカスして働くよう意識するようになります。きっかけは、「20代の◯◯さんでもできる仕事を、どうして私がやらないといけないの!」というモヤモヤを抱え始めたことでした。

そこで私は、「コンサル経験」「MBA」「中国で培った、混沌の中でも笑顔で細部まで実行する力」「100人のチームをリードした経験」「日本人としてのおもてなし精神」——こうした過去の経験を掛け算して価値を出すことに専念し、社内での「自分のブランディング」として使ってみることにしました。自分でも胸を張って「この理由で私はこのチームにいる」と思えると、押しの強いイタリア人パワーにも負けません。お給料水準の低いイタリアで、それなりのコンサルフィーをいただく業務委託契約でも、「Norikoは◯◯の専門家だから」と周りが納得してくれたのかもしれません。

この「過去の経験の掛け算」は、ぜひ皆さんにも意識していただきたいことです。使える要素は「業界」「職種」「ソフトスキル」「個人的な経験」など何でも構いません。とはいえ、自分の強みは自分では分からないもの。先日も、ある60代の上級管理職の男性が「僕は自分の強みが分からなくて」とそっと打ち明けてくれました。人は、自分のことがいちばん見えないのです。

掛け算した自分のアピールは、あなたのキャリアゴールが何であっても役立ちます。

組織内での
キャリアアップ


周りとの差別化や
「あなたの居場所」の確保に

転職


あなたがどう会社に貢献できるか、そのストーリーの核に

起業・副業


なぜこの道でやりたいのか、という想いは、未来の見込客に伝える為に不可欠

キャリア迷子
からの脱出


過去の棚卸しと経験の掛け算は、
脱・キャリア迷子の第一歩

  

掛け算には、ぜひ「女性」の要素も —ワーキングマザーのスペシャルスキル

過去の経験を掛け算するとき、ぜひ忘れないでほしいのが、「女性ならではの在り方」や「子育ての経験」が意外なほど大切だということ。私は、良いリーダーになるうえで子育て経験はプラスに働くと考えています。長時間は働けないかもしれませんが、その分を効率でカバーし、他で補える力は山ほどあります。「長時間労働こそ美徳」という考え方は、もう時代遅れではないでしょうか。

子供が突然泣きわめく、少し目を離せば何をするか分からない、頼れる主人もほぼ不在。そんな「サバイバル」を数年経験した女性には、以下のようなスキルが自然と身についています。 

傾聴力と心理的安全性

 上場企業の管理職研修は男性ばかりのことが多く、
相槌や笑顔が少なくて講師の私が話しにくいこともあります(それでも笑顔で話します!)。
女性が1人2人いるだけで、チームの心理的安全性がガラッと変わり、参加者から意見が出やすくなる
——これを毎日のように体感しています

忍耐力

相手が思うように動かなくても「まあ、こんなものか」と構えられる

委任力

忙しいからこそ、部下に仕事と責任をどんどん任せられる

引き出し力

相手の長所や良さを活かし、可能性を広げる

柔軟性

「絶対にこれでないと」という執着がなく、多様性を活かせ る 

マルチタ
スキング力

複数のことを並行させ、それでも結果を出す


どれもビジネスリーダーに欠かせない力です。自分と(まったく)違う性格の子を育てる中で、私たちは「他人はコントロールできない」こと、そして「どうすれば相手が自分から動きたくなるか」にフォーカスすることを、無意識に学びます。私のお勧めするマネジメントは、あくまで「強みを活かす」スタイル。部下に責任を与え、大船に乗った気分で(内心ドキドキしながら)見守り、こまめにポジティブフィードバックを重ねると、チームは必ず伸びます。

 

 
母親は、子供が生まれた瞬間に母親になるのではなく、子育てをしながら「子供に母親にしてもらう」もの。同じように「上司」も、肩書きがついた段階ではまだ上司ではなく、部下マネジメントに苦労する中で良いマネージャーになっていくのだと思います。

日本の人事担当、そしてマネージャーの皆さん、そろそろワーキングマザーの良さを活かすべきでは? 早くしないと、良い人材を競合に取られてしまいますよ。

第4章

掛け算すると、何が生まれる?—あなた「だから」の価値

今までの経験を掛け算する

ミラノのアウトレット企業で、私はホスピタリティ部の立ち上げを担当しました。40代でそれなりに経験を積んだ私は、「どうすれば最大限、価値提供できるか」にフォーカスして働くよう意識するようになります。きっかけは、「20代の◯◯さんでもできる仕事を、どうして私がやらないといけないの!」というモヤモヤを抱え始めたことでした。

そこで私は、「コンサル経験」「MBA」「中国で培った、混沌の中でも笑顔で細部まで実行する力」「100人のチームをリードした経験」「日本人としてのおもてなし精神」——こうした過去の経験を掛け算して価値を出すことに専念し、社内での「自分のブランディング」として使ってみることにしました。自分でも胸を張って「この理由で私はこのチームにいる」と思えると、押しの強いイタリア人パワーにも負けません。お給料水準の低いイタリアで、それなりのコンサルフィーをいただく業務委託契約でも、「Norikoは◯◯の専門家だから」と周りが納得してくれたのかもしれません。

この「過去の経験の掛け算」は、ぜひ皆さんにも意識していただきたいことです。使える要素は「業界」「職種」「ソフトスキル」「個人的な経験」など何でも構いません。とはいえ、自分の強みは自分では分からないもの。先日も、ある60代の上級管理職の男性が「僕は自分の強みが分からなくて」とそっと打ち明けてくれました。人は、自分のことがいちばん見えないのです。

掛け算した自分のアピールは、あなたのキャリアゴールが何であっても役立ちます。

組織内での
キャリアアップ

周りとの差別化や
「あなたの居場所」の確保に

転職

あなたがどう会社に貢献できるか、そのストーリーの核に

起業・副業

なぜこの道でやりたいのか、という想いは、未来の見込客に伝える為に不可欠

キャリア迷子
からの脱出

過去の棚卸しと経験の掛け算は、
脱・キャリア迷子の第一歩

掛け算には、ぜひ「女性」の要素も —ワーキングマザーのスペシャルスキル

過去の経験を掛け算するとき、ぜひ忘れないでほしいのが、「女性ならではの在り方」や「子育ての経験」が意外なほど大切だということ。私は、良いリーダーになるうえで子育て経験はプラスに働くと考えています。長時間は働けないかもしれませんが、その分を効率でカバーし、他で補える力は山ほどあります。「長時間労働こそ美徳」という考え方は、もう時代遅れではないでしょうか。

子供が突然泣きわめく、少し目を離せば何をするか分からない、頼れる主人もほぼ不在。そんな「サバイバル」を数年経験した女性には、以下のようなスキルが自然と身についています。 

傾聴力と心理的安全性

上場企業の管理職研修は男性ばかりのことが多く、相槌や笑顔が少なくて講師の私が話しにくいこともあります(それでも笑顔で話します!)。

女性が1人2人いるだけで、チームの心理的安全性がガラッと変わり、参加者から意見が出やすくなる—これを毎日のように体感しています

忍耐力

相手が思うように動かなくても「まあ、こんなものか」と構えられる

委任力

忙しいからこそ、部下に仕事と責任をどんどん任せられる

引き出し力

相手の長所や良さを活かし、可能性を広げる

柔軟性

「絶対にこれでないと」という執着がなく、多様性を活かせる 

マルチタスキング力

複数のことを並行させ、それでも結果を出す

どれもビジネスリーダーに欠かせない力です。自分と(まったく)違う性格の子を育てる中で、私たちは「他人はコントロールできない」こと、そして「どうすれば相手が自分から動きたくなるか」にフォーカスすることを、無意識に学びます。私のお勧めするマネジメントは、あくまで「強みを活かす」スタイル。部下に責任を与え、大船に乗った気分で(内心ドキドキしながら)見守り、こまめにポジティブフィードバックを重ねると、チームは必ず伸びます。

母親は、子供が生まれた瞬間に母親になるのではなく、子育てをしながら「子供に母親にしてもらう」もの。同じように「上司」も、肩書きがついた段階ではまだ上司ではなく、部下マネジメントに苦労する中で良いマネージャーになっていくのだと思います。

日本の人事担当、そしてマネージャーの皆さん、そろそろワーキングマザーの良さを活かすべきでは? 早くしないと、良い人材を競合に取られてしまいますよ。

第2部
独立して、コーチングから
複業になった私

第2部
独立して、コーチングから複業になった私

第5章

え、私が独立?

「最悪」の通勤時間が、次への扉に

少し時間を戻します。主人がイタリアで仕事を見つけ、私たち家族はミラノに引っ越しました。赤ちゃん1人だったローマ時代と違い、子供は3人。3人それぞれ違う学校に通い、土曜は補習校で日本語を学ぶ——そんな新しいリズムを整えるため、最初の数ヶ月は「母親業」に専念しました。

それでも、やはり「仕事がしたい!」。上海の最後にお世話になったアウトレット企業で復職し、今度はイタリア人チームの中で働き始めました。会社は同じでも、新しい環境での仕事は興味深く、本当に楽しかったのですが——ひとつ、大きな問題が。

 

「アウトレット」は通常、郊外にあります。この会社もミラノから1時間半ほど離れたパルマの近くにあり、私はほぼ毎日、片道90分・往復3時間を運転して通勤していました。寝不足で疲れていると居眠り運転になりかけるので、どうすればこの3時間を楽しくできるかばかり考えていました。

最初はニュースを聞いていましたがすぐ飽き、やがてABC Newsの経済レポーター、レベッカ・ジャービスさんの「起業家女性との対談」に刺激を受けたり、TEDx Talksでさまざまな専門家の話を聞いたりするようになりました。

世界中の多くの人が自分の夢に向かって生きていることに触れ、3時間運転の通勤時間は「私はこの後の人生をどうしよう」と内省する時間になりました。その後、日本のコンテンツにもアクセスできると知り、NewsPicksやSchooで、日本で活躍する起業家や専門家を知るように。「オンライン起業しよう」と思ったのも、「著者になれるかも」と思えたのも、「いつかTEDx Talksに出たい。無理だろうけど」と最初に夢見たのも、この車の中の学びと刺激からでした。

当時は「最悪!」と思っていた通勤時間が、今となっては人生を好転させてくれた学びの時間だったのです。スティーブ・ジョブズがスタンフォードのスピーチで「大学で受けたカリグラフィの授業が、後のアップルの成功につながった」と語ったように、人生は、その時には「何と何が」点と点でつながるか分からないもの。今、大変さや悩みの中にいるあなたのその経験も、後から人生を肯定してくれる大きなきっかけになるかもしれません。

 


え、私が独立?

私は随分前から「いつか起業してみたいな」と思う一方で、ビジネススクールの友人たちが数千万〜数億円を調達して大きな事業を立ち上げるのを見て、「私には無理」と思っていました。

そんな私にも、数年前、あるきっかけで「イマドキのオンライン起業」の情報が入ってきました。多額の資金やリスクを負わなくても、「これまでの知識や経験を『お伝えする』形で起業できる」というのです。「在庫も人件費も家賃もかからない起業なんて夢みたい」と、目から鱗の気分でスタートしたのが、コーチングのビジネスでした。

起業・副業では「昔の自分」をペルソナ(ターゲット)にすると良い、とよく聞きます。まさに私は、キャリアで悩み、誰にも相談できず、ロールモデルもいない——そんな「過去の自分」に向けて始めました。

 



会社員の頃、後輩の女性にアドバイスを求められて彼女たちをサポートするのは、私にとって「仕事」というより「趣味」。とても楽しく、私自身が元気をもらえる時間でした。その「趣味」が仕事になるなんて夢みたい、と軽い気持ちで副業としてスタートしたのです。コーチはたくさんいますが、意外にも、B to CとB to Bの両方のサービスを提供している人は多くありません。

やっていけるかな、とスタートしたばかりの頃、多くの女性と話すうちに気づいたことがあります。私が「常識」「大したことない」「当たり前」と思っていた内容が、人さまには役に立つらしい、ということ。少し経験をシェアしたり、意識の高い女性たちで話し合ってもらうだけで、こんな気づきが生まれました。

・悩んでいるのは、自分だけではない
・同じ悩みをみんな持っているのに、共有する場がない
・モヤモヤを話して聞いてもらうだけで、スッキリしてエネルギーが湧く

私の今までの経験を話したり、困っている女性の話を聞く、そんな事で価値を感じてもらえるのなら——確かに会社員時代、自分にはそんな場も話せる人もいなかった、と気づいてスタートしたのが今のプログラムです。起業・副業を考えている方は、「あなたの常識は他人にとって非常識」で、そこに大きな価値があることを、どうか忘れないでください。

恐る恐る始めた女性のためのコーチング。一人ひとりに向き合ううちに、多くのクライアント様の悩みを分析・体系化でき、今はプログラムの形になりました。以前の私のようにモヤモヤしていた女性も、あるステップを踏めば次のゴールが見えて、明るい未来へ進める。そして進む先は、たいてい ①社内でのキャリアアップ ②転職 ③起業・副業 のどれか。私のプログラムは、この①②③すべてをカバーする「女性のキャリアのお悩みトータルサポート」を目指しています。「先生・講師」だけでなく「仲間」がいると進みが早いので、コミュニティとして運営しています。

起業してみて気づいたことを、2つご紹介します。

① 点と点が線になる

私はこれまで5回転職し、コンサル、化粧品(ヘアケア)、酒類、アパレルと、業界も会社の規模も国もバラバラなキャリアを歩んできました。当時は「一貫性がないな」と悩んでいたのですが、今、さまざまな業界のクライアントさんと接する中で、あの多様な経験が、彼女たちの状況や気持ちを理解するのに驚くほど役立っています。当時の「弱み」が、想像もしなかった「キャリアコーチ」という仕事で活きるとは。人生に無駄な経験はひとつもなく、すべては「必然」——それが腑に落ちたのは、起業してからでした。今つらい経験も、数年後、思わぬところで点と点がつながり、太い線になるかもしれません。

② 会社員と起業・副業では、仕事の進め方が違う

大企業では、3年後・5年後の計画を「きちんと」作り、できるだけその通りに進めます。私は戦略やプランニングに関わることが多く、将来を描くことに時間とエネルギーを使っていました。一方、起業・副業では、方向性を「なんとなく」描いたら、細かいプランより「まず目の前でできることを行動に移す」ことが大切。売上やKPIは上手くいくこともいかないこともありますが、そこにこだわるより、成功・失敗から学んで動きを止めないこと、そしてプロセスを楽しんで成長することが大切です。この「移行」をうまくできるかどうかが、起業・副業の成功に直結するので、ここで共有しました。

第5章

え、私が独立?

「最悪」の通勤時間が、次への扉に

少し時間を戻します。主人がイタリアで仕事を見つけ、私たち家族はミラノに引っ越しました。赤ちゃん1人だったローマ時代と違い、子供は3人。3人それぞれ違う学校に通い、土曜は補習校で日本語を学ぶ——そんな新しいリズムを整えるため、最初の数ヶ月は「母親業」に専念しました。

それでも、やはり「仕事がしたい!」。上海の最後にお世話になったアウトレット企業で復職し、今度はイタリア人チームの中で働き始めました。会社は同じでも、新しい環境での仕事は興味深く、本当に楽しかったのですが——ひとつ、大きな問題が。

 「アウトレット」は通常、郊外にあります。この会社もミラノから1時間半ほど離れたパルマの近くにあり、私はほぼ毎日、片道90分・往復3時間を運転して通勤していました。寝不足で疲れていると居眠り運転になりかけるので、どうすればこの3時間を楽しくできるかばかり考えていました。

最初はニュースを聞いていましたがすぐ飽き、やがてABC Newsの経済レポーター、レベッカ・ジャービスさんの「起業家女性との対談」に刺激を受けたり、TEDx Talksでさまざまな専門家の話を聞いたりするようになりました。

世界中の多くの人が自分の夢に向かって生きていることに触れ、3時間運転の通勤時間は「私はこの後の人生をどうしよう」と内省する時間になりました。その後、日本のコンテンツにもアクセスできると知り、NewsPicksやSchooで、日本で活躍する起業家や専門家を知るように。「オンライン起業しよう」と思ったのも、「著者になれるかも」と思えたのも、「いつかTEDx Talksに出たい。無理だろうけど」と最初に夢見たのも、この車の中の学びと刺激からでした。

当時は「最悪!」と思っていた通勤時間が、今となっては人生を好転させてくれた学びの時間だったのです。スティーブ・ジョブズがスタンフォードのスピーチで「大学で受けたカリグラフィの授業が、後のアップルの成功につながった」と語ったように、人生は、その時には「何と何が」点と点でつながるか分からないもの。今、大変さや悩みの中にいるあなたのその経験も、後から人生を肯定してくれる大きなきっかけになるかもしれません。


え、私が独立?

私は随分前から「いつか起業してみたいな」と思う一方で、ビジネススクールの友人たちが数千万〜数億円を調達して大きな事業を立ち上げるのを見て、「私には無理」と思っていました。

そんな私にも、数年前、あるきっかけで「イマドキのオンライン起業」の情報が入ってきました。多額の資金やリスクを負わなくても、「これまでの知識や経験を『お伝えする』形で起業できる」というのです。「在庫も人件費も家賃もかからない起業なんて夢みたい」と、目から鱗の気分でスタートしたのが、コーチングのビジネスでした。

起業・副業では「昔の自分」をペルソナ(ターゲット)にすると良い、とよく聞きます。まさに私は、キャリアで悩み、誰にも相談できず、ロールモデルもいない——そんな「過去の自分」に向けて始めました。

会社員の頃、後輩の女性にアドバイスを求められて彼女たちをサポートするのは、私にとって「仕事」というより「趣味」。とても楽しく、私自身が元気をもらえる時間でした。その「趣味」が仕事になるなんて夢みたい、と軽い気持ちで副業としてスタートしたのです。コーチはたくさんいますが、意外にも、B to CとB to Bの両方のサービスを提供している人は多くありません。

やっていけるかな、とスタートしたばかりの頃、多くの女性と話すうちに気づいたことがあります。私が「常識」「大したことない」「当たり前」と思っていた内容が、人さまには役に立つらしい、ということ。少し経験をシェアしたり、意識の高い女性たちで話し合ってもらうだけで、こんな気づきが生まれました。

・悩んでいるのは、自分だけではない
・同じ悩みをみんな持っているのに、共有する場がない
・モヤモヤを話して聞いてもらうだけで、スッキリしてエネルギーが湧く

私の今までの経験を話したり、困っている女性の話を聞く、そんな事で価値を感じてもらえるのなら——確かに会社員時代、自分にはそんな場も話せる人もいなかった、と気づいてスタートしたのが今のプログラムです。起業・副業を考えている方は、「あなたの常識は他人にとって非常識」で、そこに大きな価値があることを、どうか忘れないでください。

恐る恐る始めた女性のためのコーチング。一人ひとりに向き合ううちに、多くのクライアント様の悩みを分析・体系化でき、今はプログラムの形になりました。以前の私のようにモヤモヤしていた女性も、あるステップを踏めば次のゴールが見えて、明るい未来へ進める。そして進む先は、たいてい ①社内でのキャリアアップ ②転職 ③起業・副業 のどれか。私のプログラムは、この①②③すべてをカバーする「女性のキャリアのお悩みトータルサポート」を目指しています。「先生・講師」だけでなく「仲間」がいると進みが早いので、コミュニティとして運営しています。

起業してみて気づいたことを、2つご紹介します。

① 点と点が線になる

私はこれまで5回転職し、コンサル、化粧品(ヘアケア)、酒類、アパレルと、業界も会社の規模も国もバラバラなキャリアを歩んできました。当時は「一貫性がないな」と悩んでいたのですが、今、さまざまな業界のクライアントさんと接する中で、あの多様な経験が、彼女たちの状況や気持ちを理解するのに驚くほど役立っています。当時の「弱み」が、想像もしなかった「キャリアコーチ」という仕事で活きるとは。人生に無駄な経験はひとつもなく、すべては「必然」——それが腑に落ちたのは、起業してからでした。今つらい経験も、数年後、思わぬところで点と点がつながり、太い線になるかもしれません。

② 会社員と起業・副業では、仕事の進め方が違う

大企業では、3年後・5年後の計画を「きちんと」作り、できるだけその通りに進めます。私は戦略やプランニングに関わることが多く、将来を描くことに時間とエネルギーを使っていました。一方、起業・副業では、方向性を「なんとなく」描いたら、細かいプランより「まず目の前でできることを行動に移す」ことが大切。売上やKPIは上手くいくこともいかないこともありますが、そこにこだわるより、成功・失敗から学んで動きを止めないこと、そしてプロセスを楽しんで成長することが大切です。この「移行」をうまくできるかどうかが、起業・副業の成功に直結するので、ここで共有しました。

第6章

常にチャレンジ:夢を叶える3つの鍵

「私の経験が、誰かの役に立てば」と、自信のないまま独立し、最初は「女性のコーチングプログラム」だけを行っていた私。さまざまなご縁もあり、数年のうちに対法人の研修事業も始まりました。今は、この「B to C(クライアントが個人)」「B to B(クライアントが企業)」の2本柱に加え、「執筆・講演」「社外取締役」などの活動をさせていただいています。

2022年、2024年、2026年と3冊の商業出版を経験し、執筆だけでなく、販促やメディアのお仕事のチャンスもいただきました。東洋経済オンライン、NewsPicks、PIVOT、ダイヤモンド、日経xウーマンなど、私自身が好きなメディアで取り上げていただけたことは、本当に嬉しく思います。対法人のリーダーシップ研修は、日本だけでなく海外企業からの案件も増え、2023年にはTEDx Talksにも登壇しました。「ミラノも東京も大好き。行き来する暮らしがしたいな」という夢も、叶いました。

たまに「そうなると、最初から分かっていたのですか?」と聞かれます。答えはYES&NO。「そうなったらいいな」と夢を描き、種まきはしていました(だからYES)。でも、5カ年計画のようなものはなく(だからNO)、「絶対にこうならないと」という執着も持ちませんでした。そして、この道のりでは、たくさんの失敗もしています。

私が常にチャレンジを続けるのには、理由が2つあります。1つは、挑戦していないと「飽きて」しまうから。もう1つは、コーチや講師である自分が挑戦をやめたら、皆さんの勇気や刺激になれないから。私が後をついていきたいのは、常に走っている人。これからも走り抜けますので、皆さんも一緒に走って、私を追い抜いてくださいね。

最近、尊敬する方から「幸せな挑戦」という言葉を教わりました。やってみたい、ワクワクすることに挑む。「幸せな挑戦」で溢れた人生こそ、私の理想です。

私の経験から、未知の世界にジャンプインして「夢を叶える」には、3つの鍵があると思います。
これは起業・副業に限らず、異業界への転職、背伸びしたキャリアアップ、海外移住など、あらゆる「できるかな、やりたいな」に共通します。

〈 key point1 〉将来の夢を描き、アウトプットする

将来の夢を描き、語ることはとても大切です。以前の私は「恥ずかしいし、どうせ叶わないから」と夢を口にしませんでした。でも、恥ずかしくても言語化すると、実現の可能性が倍増していくのを感じます。「女性のための国際エグゼクティブコーチ、ヴィランティ牧野祝子です」と肩書きを決めて名乗り始めたら、だんだん自分もその気になっていったのを、今でも覚えています。

ただし「誰に」伝えるかは大切。あなたを否定せず、応援してくれる人にアウトプットしましょう。お互いの話を聴き、ポジティブフィードバックを与え合う私のコミュニティでは、未来がすでに叶った姿を先に描く「予祝」が定番の習慣になりました。「予祝したら、できる気がした」「数ヶ月後に振り返ったら、すべて実現していた」という嬉しい声が届いています。

〈 key point2 〉小さくてもいい、一歩ずつ「動く」

夢を描いてアウトプットしても、頭の中で想像するだけでは現実は動きません。むしろ「本当にできるのかな」と不安が募ります。だから、「私なんて」と思っても、今できる最初の一歩を探して、どんなに小さくても行動を起こす「行動力」が大切です。

私も、出版など初めての挑戦のたびに「できるかな、失敗したらどうしよう」と怖くなり、逃げたくなります。それでも「アリの一歩でいいから動こう」と地味に進む。動けば失敗もありますが、続けることに意味があります。社外取締役に挑戦するときも、「とりあえず学んでみよう」と国内外の育成講座やコミュニティに参加しました。どんなに小さくても、頂いたチャンスや思いついたことをこなしていくことだけが、次のステップになります。

ここで、知っておいてほしい秘密を2つ。1つ目は「素直さ」。「本当かな?」と思っても、まず動いてみる。考えているくらいなら動いたほうが、本当かどうか検証でき、次に進めます。2つ目は「行動から結果までの時差」。行動してもすぐに結果が出ないことは多く、「出ないからやめる」か「時差があるかもと、もう少し続ける」かで、大きな差がつきます。尊敬する方からは、行動を繰り返し「ある一定の飽和量を超える」と結果につながる、と教わりました。

〈 key point3 〉すでに叶えている「経験者」に会う

「やってみたいな」と思ったら、まずそれを実現した人を探して会い、話を聞いてみましょう。成功への一番の近道を教えてくれます。私も出版のときは、経験者を探してコミュニティに入り、コツを教わりました。まったく知らない相手でも、アプローチすれば多くの人は応えてくれます。私自身、「コールドコール」でいきなりメールやLinkedInのメッセージを送ったことは、一度や二度ではありません。

実際に会って話すと、「この人も意外と大変だったんだ」「目の前の人も一人の人間だし、私にもできるかも」と思えてきます。多くの人は、惜しみなく成功の秘訣や失敗談を語ってくれます。その知見を得てから動くか、何も知らずに動くかで、夢の実現率も、そこまでのスピードも大きく変わります。

第6章

常にチャレンジ:夢を叶える3つの鍵

「私の経験が、誰かの役に立てば」と、自信のないまま独立し、最初は「女性のコーチングプログラム」だけを行っていた私。さまざまなご縁もあり、数年のうちに対法人の研修事業も始まりました。今は、この「B to C(クライアントが個人)」「B to B(クライアントが企業)」の2本柱に加え、「執筆・講演」「社外取締役」などの活動をさせていただいています。

2022年、2024年、2026年と3冊の商業出版を経験し、執筆だけでなく、販促やメディアのお仕事のチャンスもいただきました。東洋経済オンライン、NewsPicks、PIVOT、ダイヤモンド、日経xウーマンなど、私自身が好きなメディアで取り上げていただけたことは、本当に嬉しく思います。対法人のリーダーシップ研修は、日本だけでなく海外企業からの案件も増え、2023年にはTEDx Talksにも登壇しました。「ミラノも東京も大好き。行き来する暮らしがしたいな」という夢も、叶いました。

たまに「そうなると、最初から分かっていたのですか?」と聞かれます。答えはYES&NO。「そうなったらいいな」と夢を描き、種まきはしていました(だからYES)。でも、5カ年計画のようなものはなく(だからNO)、「絶対にこうならないと」という執着も持ちませんでした。そして、この道のりでは、たくさんの失敗もしています。

私が常にチャレンジを続けるのには、理由が2つあります。1つは、挑戦していないと「飽きて」しまうから。もう1つは、コーチや講師である自分が挑戦をやめたら、皆さんの勇気や刺激になれないから。私が後をついていきたいのは、常に走っている人。これからも走り抜けますので、皆さんも一緒に走って、私を追い抜いてくださいね。

最近、尊敬する方から「幸せな挑戦」という言葉を教わりました。やってみたい、ワクワクすることに挑む。「幸せな挑戦」で溢れた人生こそ、私の理想です。

私の経験から、未知の世界にジャンプインして「夢を叶える」には、3つの鍵があると思います。
これは起業・副業に限らず、異業界への転職、背伸びしたキャリアアップ、海外移住など、あらゆる「できるかな、やりたいな」に共通します。

〈 key point1 〉
将来の夢を描き、アウトプットする

将来の夢を描き、語ることはとても大切です。以前の私は「恥ずかしいし、どうせ叶わないから」と夢を口にしませんでした。でも、恥ずかしくても言語化すると、実現の可能性が倍増していくのを感じます。「女性のための国際エグゼクティブコーチ、ヴィランティ牧野祝子です」と肩書きを決めて名乗り始めたら、だんだん自分もその気になっていったのを、今でも覚えています。

ただし「誰に」伝えるかは大切。あなたを否定せず、応援してくれる人にアウトプットしましょう。お互いの話を聴き、ポジティブフィードバックを与え合う私のコミュニティでは、未来がすでに叶った姿を先に描く「予祝」が定番の習慣になりました。「予祝したら、できる気がした」「数ヶ月後に振り返ったら、すべて実現していた」という嬉しい声が届いています。

〈 key point2 〉
小さくてもいい、一歩ずつ「動く」
夢を描いてアウトプットしても、頭の中で想像するだけでは現実は動きません。むしろ「本当にできるのかな」と不安が募ります。だから、「私なんて」と思っても、今できる最初の一歩を探して、どんなに小さくても行動を起こす「行動力」が大切です。

私も、出版など初めての挑戦のたびに「できるかな、失敗したらどうしよう」と怖くなり、逃げたくなります。それでも「アリの一歩でいいから動こう」と地味に進む。動けば失敗もありますが、続けることに意味があります。社外取締役に挑戦するときも、「とりあえず学んでみよう」と国内外の育成講座やコミュニティに参加しました。どんなに小さくても、頂いたチャンスや思いついたことをこなしていくことだけが、次のステップになります。

ここで、知っておいてほしい秘密を2つ。1つ目は「素直さ」。「本当かな?」と思っても、まず動いてみる。考えているくらいなら動いたほうが、本当かどうか検証でき、次に進めます。2つ目は「行動から結果までの時差」。行動してもすぐに結果が出ないことは多く、「出ないからやめる」か「時差があるかもと、もう少し続ける」かで、大きな差がつきます。尊敬する方からは、行動を繰り返し「ある一定の飽和量を超える」と結果につながる、と教わりました。

〈 key point3 〉
すでに叶えている「経験者」に会う

「やってみたいな」と思ったら、まずそれを実現した人を探して会い、話を聞いてみましょう。成功への一番の近道を教えてくれます。私も出版のときは、経験者を探してコミュニティに入り、コツを教わりました。まったく知らない相手でも、アプローチすれば多くの人は応えてくれます。私自身、「コールドコール」でいきなりメールやLinkedInのメッセージを送ったことは、一度や二度ではありません。

実際に会って話すと、「この人も意外と大変だったんだ」「目の前の人も一人の人間だし、私にもできるかも」と思えてきます。多くの人は、惜しみなく成功の秘訣や失敗談を語ってくれます。その知見を得てから動くか、何も知らずに動くかで、夢の実現率も、そこまでのスピードも大きく変わります。

第7章

一人でやらない

新しいことにチャレンジしてジャンプインし、それを継続するのは、簡単ではありません。だからこそ、一人でやるより、仲間がいるほうが、結果まで到達できる可能性は圧倒的に高いのです。

学生時代の部活を思い出してください。辛い練習も、諦めたくなったお稽古も、「先輩や仲間がいたから」続けられた——そんな経験がありませんか。運動が大の苦手な私も、中学の「寒稽古」で寒い中を走り切れたのは、一人ではなかったからです。

なぜ一人では難しいのか

ここまで読んで「やってみたい」「変わりたい」と思われた方も多いでしょう。でも、次の瞬間、こんな不安が頭をよぎりませんか。 「一人でできるかな」「失敗したら恥ずかしい」「続けられる自信がない」「誰に相談すればいいのか分からない」。

実は、私もそうでした。そして、多くの女性が同じ不安を抱えています。一人で頑張ることの、何が難しいのか——理由は4つあります。

自分の「当たり前」が見えない

 20年以上キャリアを積んだ私でさえ、自分の強みは自分では分かりませんでした。「大したことない」と思っていたことが、他の人には「すごい!」と言われる。自分の価値は、他人の目を通して初めて見えます

モチベーションが
続かない

最初は「やるぞ」と思っても、日々の忙しさの中で「まあ、今日はいいか」が続き、いつの間にか元の生活に戻ってしまう

選択肢が見えない

壁にぶつかると、一人では「やっぱり無理かも」と諦めがち。経験者や仲間がいれば「こんな方法もあるよ」と新しい道を教えてもらえます

孤独で不安になる

「本当にこれでいいのかな」「私だけ取り残されているのでは」という不安は、一人で抱えるとどんどん大きくなります

「一人じゃない」「同じように頑張っている人がいる」と思えると、人は強くなれます。

 

大切な自分を、最高の環境に置こう

私の友人に、自己肯定感のスペシャリストの素敵な女性がいます。彼女に「自己肯定感を高める方法は?」と聞いたら、「ありのままの自分を受け入れ、常に自分の最高の親友でいること」との答えでした。

あなたは、最高の親友である自分を「最高の環境」に置いて、「楽しい」「嬉しい」を味わう許可を、自分に与えていますか?

多くの女性が「自分のことになると、ケチになってしまう」と言います。私も以前は、主人や子供には最高のものを与えるのに、自分には「我慢」「贅沢なんて」と思っていました。

 

今もその気持ちがゼロではありませんが(笑)、以前ほど、自分という「大切な親友」に最高の経験を与えることを惜しまなくなりました。

日本では「耐える」「我慢」が美徳とされがちですが、砂漠でバラを咲かせられないように、あなたに合う環境は必ずあります。転職に成功したクライアントは、こう言いました。「この環境に来て、本当に良かった。仕事が、こんなに楽しいとは思わなかった」。環境を変えるだけで、同じ人がまったく違う結果を出せるのです。

仲間と共に夢を叶えた女性たち

私がコーチングをさせていただいた女性たちは、自分の夢を叶えやすい環境を選び、プログラムでご一緒しています。数人の変化を、ケーススタディとしてご紹介します。

20年以上勤めた日系銀行から、有名外資企業へ転職
Aさん(40代)


Before:同じ会社に20年以上。安定はしているけれど「このままでいいのか」とモヤモヤ。外資系や英語に憧れつつ「年齢的に今さら無理」と諦めていました。
↓
After:念願の有名外資系企業へ転職成功。年収も大幅アップし、何より「自分の価値を認めてもらえる環境」で働ける喜びを話してくれました。 Aさんの言葉:「コミュニティで『Aさんなら絶対できる』と言われて初めて、自分の価値に気づきました。面接対策も一緒に考えてもらえて、一人だったら絶対に無理でした。今は毎日が刺激的です」

10年以上のブランクを経て、専門分野で起業
Sさん(50代)


Before:出産・育児で10年以上のブランク。MBAを取り、NY・ロンドンで働いた経験がありながら「もう社会復帰は無理かも」「私には何も残っていない」と自信を完全に失っていました。
↓
After:「やってみたい」をコーチングで言語化し、コミュニティの仲間から「そのニーズ、あるよ!」と後押しをもらって、自分のペースで起業。小さく始めて、今では安定した収入を得ながら、子育てとの両立も実現しています。 Sさんの言葉:「『あなたの経験こそ価値がある』『世界中で子育てもしたあなたから聞きたい』と背中を押してもらえなければ、一歩も踏み出せませんでした。一歩先を行く先輩が仲間にいたので、迷わず進めました」

会社員としてキャリアアップを実現
Cさん(30代)


Before:上司との関係や部下マネジメントに悩み、転職を考えていました。本当は今の会社が好きなのに、将来が見えずモヤモヤと葛藤していました。
↓
After:実は転職活動もしてみた結果(笑)、今の環境が自分に合っていると再確認。転職ではなく「自分の在り方」を変えたことで、上司や部下との関係が一気に改善し、社内で昇進も決まりました。今は毎日、仕事が楽しいそうです。 Cさんの言葉:「『女性リーダーとしての在り方』を学んで、チームとの関係が劇的に改善しました。ポジティブに評価してもらえて、自分の強みが見えるようになりました」

副業スタートで人生が刺激的に
Dさん(40代)


Before:本業にモヤモヤしつつ、辞める勇気もない。「このまま定年まで……」と気が重い毎日でした。 
↓
After:入会時には考えていなかった副業を開始。会社以外の「居場所」「やりがい」ができて人生が一変。不思議と本業まで楽しくなり、視野が広がったそうです。 Dさんの言葉:「辞めなくても、人生は変えられる。一人では絶対にできなかったと断言できます。仲間がいたから、最初の一歩を踏み出せました」

彼女たちは、特別な人ではありません。「こうなったらいいな」という夢に蓋をせず、「どうせ無理」と諦めず、恥ずかしがりながらもアウトプットして、コツコツ行動してきた人たち。ただ、一人では動きにくいから、ロールモデルや仲間の力を借りて、誰にでもできる小さな一歩を繰り返してきただけです。「数年前とは見えている景色が全然違う」「自分にここまでできると思わなかった」と、皆さん口を揃えます。

自己肯定感は「決断」

「自己肯定感が低いのですが、どうすれば高められますか?」——よくいただく質問です。おすすめは「ロールモデルになりきること」。自信がないとき、「◯◯さんならどうするだろう」とその人の気持ちで動いてみる。私も人前で話すのが苦手でしたが、尊敬する方を思い浮かべ「あの人ならどう話すだろう」と想像しながら壇上に立つようにしました。

自己肯定感は、実は「決断」です。「上げる」と決める。「堂々としている」と決める。転職に成功したクライアントも、「自信があると思い込んで」面接を受けたら本当に決まった、と笑っていました。

 

とはいえ、「この状態がいつまで続くのだろう」と真っ暗なトンネルの中にいるように感じることもあるでしょう。そんな時こそ、自分を大切に、可能な限り自分のペースで続けていきましょう。雨のあとは、いつか必ず晴れます。ラッキーなら、虹まで見えるかもしれません。

大切なのは、その雨の中を、一人で歩くか、仲間と歩くか。一人だと、不安で足が止まり、道に迷い、途中で諦めてしまうかもしれない。でも仲間となら、励まし合い、道を教えてもらい、つまずいても支えてもらえる。あなたは、どちらを選びますか?

 

女性のための「キャリアコーチング&コミュニティ」について

私のコミュニティは、女性のキャリアの悩みをトータルでサポートすることを目的としています。すべてオンラインなので、日本全国、そして海外からもご参加いただいています。

ここでは——

  • 同じ悩みを持つ仲間と、本音で話せる
  • あなたの強みを引き出してもらえる
  • 小さな一歩を、一緒に喜んでくれる
  • つまずいても「大丈夫」と支えてくれる
  • 先を行く先輩がロールモデルになる
  • そしてあなたも、いつか誰かのロールモデルになれる

参加者の方々が口を揃えて言うのは——「ここに来ると、エネルギーがもらえる」「一人じゃないと思えるだけで、頑張れる」「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」。これが「環境の力」です。

第7章

一人でやらない

新しいことにチャレンジしてジャンプインし、それを継続するのは、簡単ではありません。だからこそ、一人でやるより、仲間がいるほうが、結果まで到達できる可能性は圧倒的に高いのです。

学生時代の部活を思い出してください。辛い練習も、諦めたくなったお稽古も、「先輩や仲間がいたから」続けられた——そんな経験がありませんか。運動が大の苦手な私も、中学の「寒稽古」で寒い中を走り切れたのは、一人ではなかったからです。

なぜ一人では難しいのか

ここまで読んで「やってみたい」「変わりたい」と思われた方も多いでしょう。でも、次の瞬間、こんな不安が頭をよぎりませんか。 「一人でできるかな」「失敗したら恥ずかしい」「続けられる自信がない」「誰に相談すればいいのか分からない」。

実は、私もそうでした。そして、多くの女性が同じ不安を抱えています。一人で頑張ることの、何が難しいのか——理由は4つあります。

自分の「当たり前」
が見えない

20年以上キャリアを積んだ私でさえ、自分の強みは自分では分かりませんでした。「大したことない」と思っていたことが、他の人には「すごい!」と言われる。自分の価値は、他人の目を通して初めて見えます

モチベーションが
続かない

最初は「やるぞ」と思っても、日々の忙しさの中で「まあ、今日はいいか」が続き、いつの間にか元の生活に戻ってしまう

選択肢が見えない

壁にぶつかると、一人では「やっぱり無理かも」と諦めがち。経験者や仲間がいれば「こんな方法もあるよ」と新しい道を教えてもらえます

孤独で不安になる

「本当にこれでいいのかな」「私だけ取り残されているのでは」という不安は、一人で抱えるとどんどん大きくなります

「一人じゃない」「同じように頑張っている人がいる」と思えると、人は強くなれます。

大切な自分を、最高の環境に置こう

私の友人に、自己肯定感のスペシャリストの素敵な女性がいます。彼女に「自己肯定感を高める方法は?」と聞いたら、「ありのままの自分を受け入れ、常に自分の最高の親友でいること」との答えでした。

あなたは、最高の親友である自分を「最高の環境」に置いて、「楽しい」「嬉しい」を味わう許可を、自分に与えていますか?

多くの女性が「自分のことになると、ケチになってしまう」と言います。私も以前は、主人や子供には最高のものを与えるのに、自分には「我慢」「贅沢なんて」と思っていました。

今もその気持ちがゼロではありませんが(笑)、以前ほど、自分という「大切な親友」に最高の経験を与えることを惜しまなくなりました。

日本では「耐える」「我慢」が美徳とされがちですが、砂漠でバラを咲かせられないように、あなたに合う環境は必ずあります。転職に成功したクライアントは、こう言いました。「この環境に来て、本当に良かった。仕事が、こんなに楽しいとは思わなかった」。環境を変えるだけで、同じ人がまったく違う結果を出せるのです。

仲間と共に夢を叶えた女性たち

私がコーチングをさせていただいた女性たちは、自分の夢を叶えやすい環境を選び、プログラムでご一緒しています。数人の変化を、ケーススタディとしてご紹介します。

20年以上勤めた日系銀行から、有名外資企業へ転職
Aさん(40代)


Before:同じ会社に20年以上。安定はしているけれど「このままでいいのか」とモヤモヤ。外資系や英語に憧れつつ「年齢的に今さら無理」と諦めていました。
↓
After:念願の有名外資系企業へ転職成功。年収も大幅アップし、何より「自分の価値を認めてもらえる環境」で働ける喜びを話してくれました。 Aさんの言葉:「コミュニティで『Aさんなら絶対できる』と言われて初めて、自分の価値に気づきました。面接対策も一緒に考えてもらえて、一人だったら絶対に無理でした。今は毎日が刺激的です」

10年以上のブランクを経て、専門分野で起業
Sさん(50代)


Before:出産・育児で10年以上のブランク。MBAを取り、NY・ロンドンで働いた経験がありながら「もう社会復帰は無理かも」「私には何も残っていない」と自信を完全に失っていました。
↓
After:「やってみたい」をコーチングで言語化し、コミュニティの仲間から「そのニーズ、あるよ!」と後押しをもらって、自分のペースで起業。小さく始めて、今では安定した収入を得ながら、子育てとの両立も実現しています。 Sさんの言葉:「『あなたの経験こそ価値がある』『世界中で子育てもしたあなたから聞きたい』と背中を押してもらえなければ、一歩も踏み出せませんでした。一歩先を行く先輩が仲間にいたので、迷わず進めました」

会社員としてキャリアアップを実現
Cさん(30代)


Before:上司との関係や部下マネジメントに悩み、転職を考えていました。本当は今の会社が好きなのに、将来が見えずモヤモヤと葛藤していました。
↓
After:実は転職活動もしてみた結果(笑)、今の環境が自分に合っていると再確認。転職ではなく「自分の在り方」を変えたことで、上司や部下との関係が一気に改善し、社内で昇進も決まりました。今は毎日、仕事が楽しいそうです。 Cさんの言葉:「『女性リーダーとしての在り方』を学んで、チームとの関係が劇的に改善しました。ポジティブに評価してもらえて、自分の強みが見えるようになりました」

副業スタートで人生が刺激的に
Dさん(40代)


Before:本業にモヤモヤしつつ、辞める勇気もない。「このまま定年まで……」と気が重い毎日でした。 
↓
After:入会時には考えていなかった副業を開始。会社以外の「居場所」「やりがい」ができて人生が一変。不思議と本業まで楽しくなり、視野が広がったそうです。 Dさんの言葉:「辞めなくても、人生は変えられる。一人では絶対にできなかったと断言できます。仲間がいたから、最初の一歩を踏み出せました」

彼女たちは、特別な人ではありません。「こうなったらいいな」という夢に蓋をせず、「どうせ無理」と諦めず、恥ずかしがりながらもアウトプットして、コツコツ行動してきた人たち。ただ、一人では動きにくいから、ロールモデルや仲間の力を借りて、誰にでもできる小さな一歩を繰り返してきただけです。「数年前とは見えている景色が全然違う」「自分にここまでできると思わなかった」と、皆さん口を揃えます。

自己肯定感は「決断」

「自己肯定感が低いのですが、どうすれば高められますか?」——よくいただく質問です。おすすめは「ロールモデルになりきること」。自信がないとき、「◯◯さんならどうするだろう」とその人の気持ちで動いてみる。私も人前で話すのが苦手でしたが、尊敬する方を思い浮かべ「あの人ならどう話すだろう」と想像しながら壇上に立つようにしました。

自己肯定感は、実は「決断」です。「上げる」と決める。「堂々としている」と決める。転職に成功したクライアントも、「自信があると思い込んで」面接を受けたら本当に決まった、と笑っていました。

とはいえ、「この状態がいつまで続くのだろう」と真っ暗なトンネルの中にいるように感じることもあるでしょう。そんな時こそ、自分を大切に、可能な限り自分のペースで続けていきましょう。雨のあとは、いつか必ず晴れます。ラッキーなら、虹まで見えるかもしれません。

大切なのは、その雨の中を、一人で歩くか、仲間と歩くか。一人だと、不安で足が止まり、道に迷い、途中で諦めてしまうかもしれない。でも仲間となら、励まし合い、道を教えてもらい、つまずいても支えてもらえる。あなたは、どちらを選びますか?

女性のための「キャリアコーチング&コミュニティ」について

私のコミュニティは、女性のキャリアの悩みをトータルでサポートすることを目的としています。すべてオンラインなので、日本全国、そして海外からもご参加いただいています。

ここでは——

・同じ悩みを持つ仲間と、本音で話せる

・あなたの強みを引き出してもらえる

・小さな一歩を、一緒に喜んでくれる

・つまずいても「大丈夫」と支えてくれる

・先を行く先輩がロールモデルになる

・そしてあなたも、いつか誰かのロールモデルになれる

参加者の方々が口を揃えて言うのは—「ここに来ると、エネルギーがもらえる」「一人じゃないと思えるだけで、頑張れる」「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」。これが「環境の力」です。

おわりに

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

もし今、あなたが「このままでいいのかな」「何か変えたいけれど、何をすればいいか分からない」「一歩踏み出したいけれど、怖い」と感じているなら——それは、何かが変わる前兆かもしれません。

私も数年前まで「キャリア迷子」でした。ハムスターのように頑張ってきたけれど、どの道を歩んできたのか、これからどこへ向かうのか分からず、不安でいっぱいでした。今も将来は分かりませんし、失敗もします。それでも「なんとかなる」「今日できることに楽しく取り組もう」と思えるようになりました。コミュニティのメンバーも「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」「数年前とは見えている景色が全然違う」「自分にここまでできると思わなかった」と言ってくださいます。あなたにも、同じ変化が起こせます。

「でも、私にできるかな……」。そう思うのは当然です。私だって、コーチングを始めるとき、出版するとき、TEDxに登壇するとき、毎回「本当にできるかな」と怖くなりました。だからこそ、まずは小さな一歩から始めませんか。

おわりに

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

もし今、あなたが「このままでいいのかな」「何か変えたいけれど、何をすればいいか分からない」「一歩踏み出したいけれど、怖い」と感じているなら——それは、何かが変わる前兆かもしれません。

私も数年前まで「キャリア迷子」でした。ハムスターのように頑張ってきたけれど、どの道を歩んできたのか、これからどこへ向かうのか分からず、不安でいっぱいでした。今も将来は分かりませんし、失敗もします。それでも「なんとかなる」「今日できることに楽しく取り組もう」と思えるようになりました。コミュニティのメンバーも「祝子さんのプログラムを受けてから、悩む時間がなくなった」「数年前とは見えている景色が全然違う」「自分にここまでできると思わなかった」と言ってくださいます。あなたにも、同じ変化が起こせます。

「でも、私にできるかな……」。そう思うのは当然です。私だって、コーチングを始めるとき、出版するとき、TEDxに登壇するとき、毎回「本当にできるかな」と怖くなりました。だからこそ、まずは小さな一歩から始めませんか。

 

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私は、あなたのような女性のために、
無料のコーチング体験セミナーをご用意しています。

 

 このセミナーでは—

Step1

あなたの現状と本当の想いを整理します。日々の忙しさで見えなくなった「本当はどうしたいのか」「何にモヤモヤしているのか」を、一緒に整理します

Step2

次に進むための具体的なステップを明確にします。「変わりたいけれど何から始めれば」というあなたに、明日から実践できる最初の一歩をお伝えします

Step3

あなたに合ったキャリアの方向性を一緒に探します。転職? 起業? 社内でのキャリアアップ? 正解はあなたの価値観次第。あなたらしい道を一緒に見つけましょう

すでに多くの方にご参加いただき、満足度95%をいただいています。
「話すだけでスッキリした」「自分の考えが整理できた」「一人で悩んでいた時間がもったいなかった」
「祝子さんに会えて良かった」——そんな嬉しい声をたくさんいただいています。

体験セミナーにお越しいただいた方には、
特典として個別コーチングセッションをプレゼントしています。
完全オンラインで、日本全国・海外からご参加いただけます。お申し込みは、下記からお気軽にどうぞ。 

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人生は一度きり。「あの時やっておけば」と後悔するより、
「やってみて良かった」と思える選択をしませんか。
あなたの「幸せな挑戦」を、一緒に始めましょう。心からお待ちしています。

ヴィランティ牧野祝子

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すでに多くの方にご参加いただき、満足度95%をいただいています。「話すだけでスッキリした」「自分の考えが整理できた」「一人で悩んでいた時間がもったいなかった」「祝子さんに会えて良かった」——そんな嬉しい声をたくさんいただいています。

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すでに多くの方にご参加いただき、満足度95%をいただいています。「話すだけでスッキリした」「自分の考えが整理できた」「一人で悩んでいた時間がもったいなかった」「祝子さんに会えて良かった」——そんな嬉しい声をたくさんいただいています。

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ヴィランティ牧野祝子

著者

ヴィランティ 牧野 祝子(まきの のりこ)

国際エグゼクティブコーチ/企業研修講師/著者/TBSホールディングス社外取締役
東京生まれ。米コロンビア大卒、仏INSEADビジネススクールMBA修了。DiSC® Certified Practitioner。
20年以上、国内外10カ国で国際的なキャリアを積む。

[ 著書 ]
『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』(あさ出版)
『結果を出してサクッと帰る 神速時短』(すばる舎)
『こうやって「続けられる人」になる』(SBクリエイティブ)

[ メディア掲載 ]
東洋経済オンライン/NewsPicks/PIVOT/ダイヤモンド/日経xウーマン 他多数  

[ 
公式メディア ]
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著者

ヴィランティ 牧野 祝子
(まきの のりこ)

国際エグゼクティブコーチ/企業研修講師/著者/TBSホールディングス社外取締役
東京生まれ。米コロンビア大卒、仏INSEADビジネススクールMBA修了。DiSC® Certified Practitioner。
20年以上、国内外10カ国で国際的なキャリアを積む。

[ 著書 ]
『国際エグゼクティブコーチが教える 人、組織が劇的に変わる ポジティブフィードバック』(あさ出版)

『結果を出してサクッと帰る 神速時短』(すばる舎)

『こうやって「続けられる人」になる』(SBクリエイティブ)

 

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